いびきと睡眠時無呼吸症候群の予防

「いびき」と聞けば、夜寝付けない、うるさいなどの騒音的なイメージを一般的には強く持つ人が多いのではないでしょうか。しかし、いびきは単にうるさいというだけにとどまらず、深刻な問題を抱えている場合もあります。いびきは最近の調査によると、高血圧や脳血管障害、虚血性心疾患などの危険因子であることがわかってきました。こういった危険因子が考えられるときは、いびき対策の前にまず専門医に相談してみることをおすすめします。男性は肥満の人にいびきの症状が強い人が多くみられる他、傾向を見ると年齢が50歳を過ぎると増えているようです。女性でいびきをかく人は、閉経後に増加しています。睡眠時無呼吸症候群やいびきを予防する働きが女性ホルモンにはあると言われており、女性ホルモンが低下してしまう閉経後にいびきをかきやすくなるみたいです。いびきには生活環境的な要素と遺伝的な要素の両方が影響していると考えられます。親にいびきの症状があると、子どももいびきをかきやすいと思われているようですが、生活環境と親からの遺伝のどちらが強い要因となっているのかなど、詳細はは解明されていないようです。肥満で50歳以上の男性や、閉経後の女性などの場合、特に睡眠時無呼吸症候群やいびきに注意が必要となります。いびきは、睡眠時無呼吸症候群の特徴的な症状でもあるからです。自分のいびきが気になりだしたら、いびき対策の前に、いびきの原因を調べてくれる専門の病院の診察を受けることも考えて見ましょう。

グッズなどを使って快適な睡眠をとりましょう

いびき対策グッズには枕の下に敷いて使用するものがあります。ベッドの頭の近くなどに取り付けたセンサーがいびきを感知すると枕の下にある本体が振動し、いびきを改善するというものです。毎日の使用によっていびきをかかない癖がつき、有効ないびき対策となるしくみです。振動は直接体にあたるわけではないので違和感なく安心して使うことができます。センサーが低反発ウレタン製のまくらの中に内蔵されているものもあります。3回いびきを感知すると3段階の調整が可能な振動子が作動し、いびきを軽減させるといういびき対策グッズです。センサーは寝返りの感知もできるようになっていて、寝返り後30秒は振動子が作動しません。後頭部の位置を低く首の位置を高くして、頭全体を包み込むような枕と、うつ伏せ状態になっても呼吸の確保ができるように、口と鼻のあたりにメッシュ付きの穴が開いていているマットレスがあります。少々値段が高くつきますが、まずは寝具でいびきの予防をしてみるのも一考です。いびきが睡眠時無呼吸症候群の典型的な症状であるとおり、睡眠時無呼吸症候群といびきには密接な結びつきがあります。ようするに、いびきを予防することで、睡眠時無呼吸症候群も予防できるということです。これらを予防するには、いびき対策グッズなどを使って快適な睡眠をとることと、肥満の解消を含め生活習慣の改善が重要となります。

さまざまないびき対策グッズ

いびき対策グッズの中に、就寝前に鼻腔に少量の薬液を滴下して鼻粘膜の表面を潤し、鼻呼吸をしやすくサポートする商品があります。器具などを口腔内や鼻腔に取り付けたりするわけではなく、違和感がありません。旅行や日常生活などで、自分のいびきが気になる方におすすめします。背負って寝ていると、低反発パットが邪魔して仰向けになることができなくなることがありますが、いつも一定の広さに上気道を保っていびきを予防することができるいびき対策用のパットがあります。固定ベルトがついているので一晩中ずれずに背負っていることが可能なので、マウスピースなどに抵抗を感じる人にも良いのではないでしょうか。正しい鼻呼吸を身に付けるトレーニング器具を用いていびきを解消するという方法もあります。シリコンゴム製などの器具を口腔内に装着して口を閉じたままにし、鼻呼吸のトレーニングをするものです。口を閉じて舌をささえる口輪筋を鍛えるトレーニングボタンがついたものもあります。ツボを刺激することでいびきを防ぐという指輪もあり、口コミ等でも人気となっているようです。小指にはめるだけのお手軽さで、口腔内や鼻腔に何も付ける必要がないので違和感なく使うことができます。指輪をするだけで簡単にいびき対策ができるので、旅行先などでも周りを気にすることなく、とてもおすすめです。

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